出会い(その1)

最終更新: 18.7.30


私たちは、壁崩壊後1991年9月6日、自由の息吹に包まれたベルリンで出会いました。


私、ヒロコは、美術の勉強をする為にドイツに1年滞在していました。ベルリンの市街クアフュルステンダムにほど近い、ファッショナブルな高級な家が立ち並ぶ一廓に居を構え、ハンブルグ工芸大学の先生に指導を受ける為、時折ハンブルグに通っていました。5ヶ月かけた作品が仕上がり、初めて観光のために、ビデオ片手に街に出ることに決めました。


すると、遠くから楽しげなリズムが聞こえて来ました。ヨーロッパにもこんな明るい音があるのか~と、音のする方に歩いてゆきました。


ある男性がアフリカの人達が叩く太鼓アンサンブルのコンダクターをしていました。




その踊りながら叩くリズムは、まるで歴史の暗闇を破り、

天に駆け上ってゆくような明るさと躍動感に満ち、

宇宙にまで連れて行ってくれるロケットのようでした。




音楽は心の乗り物なのかと、とても晴れやかで幸せな気持ちになりました。

その音楽に導かれるようにして、Montanaと出会いました。


これが私とMontanaの最初の出会いです。


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